○海上自衛隊佐世保基地の護衛艦「さわぎり」内で99年に自殺した3曹(当時21歳)の両親が「自殺はいじめが原因」として国に2000万円の慰謝料を求めた裁判で、福岡高裁は25日、請求を棄却した一審の判決を変更し、計350万円の支払いを命じた。判決では3曹は直属の上官から「仕事ができんくせに3曹とか言うな」等、侮辱するような言動を自殺の二ヶ月前から繰り返していた事実を認定。「侮辱的な言動によるストレスが原因でうつ病にかかり自殺したと認められる」と上官の行為と自殺との因果関係を認定した。裁判長は「直属の上官の言動は指導の域を超える違法なもので、安全配慮義務に違反した」と述べ、国の「言動は指導、教育の範囲内」との主張を退けた。そして「直属の上官は部下に心理的負荷や精神的疲労が蓄積しないよう配慮する義務があり、義務違反がなければ自殺もなかったというべきだ」と指摘した。国は自殺について「自分の技能習得度が伸びず苦悩したため」と主張したが、判決は「3曹は親族に、上官の厳しい言動を繰り返し訴えており、技能が劣ることよりも上官からの叱責を苦にしていた」として国の主張を退けた。


○25日午後九時半頃、鹿児島市の持増とき子さん(66)から「夫が息子を刺した」と110番通報があった。警察官が駆けつけたところ、花店経営の長男と無職の夫が隣接する店舗兼住宅で血を流して倒れていた。二人は病院に運ばれたが、間もなく死亡が確認された。県警は夫が長男を刺した後、自殺した可能性が高いとみている。


○25日午前九時頃、静岡県の警察本部庁舎12階の機械室で、通信指令課所属の男性警部補(58)が首吊り自殺した。警部補は七年前からうつ病で入退院を繰り返していた。この日は通常通り出勤していて、特に変った点はなかったという。


○24日午前11時頃、加賀市山中温泉の空き地で、釣り人から「車内で男女が倒れている」と110番通報があった。警察が駆けつけたところ、男女二人が乗用車の運転席と助手席で死亡していた。死亡したのは津市の男性(64)と同市の女性(47)で、車内に睡眠薬の容器と練炭の燃えカスがあった。死因は一酸化炭素中毒とみられ自殺の可能性が高いという。

自殺したい人はここに来て→自殺犯罪ドットコム